胡波のつぶやき

それってこういうことかな、だったらこうしたらどうなる。

2020-01-01から1年間の記事一覧

なんとかして離れるべき人

人との人間関係を作る時に、二つのタイプがある。 一つ目は、上下関係を作るのが得意な人。 組織には、たてまえのヒエラルキーと暗黙のヒエラルキーがあり、たとえば会社で、昇進はしないが仕事は完ぺきにできるという人がいて、暗黙の上下関係を作り、みん…

交通戦争

車を持っている人は、自分の家から車に乗って、どこかに行く。 街中では、市内の全部の道路が駐車禁止になっているので、目的地に駐車場がない場合には、車を持つ意味がない。車が走るための道路はあるのに、車を停める駐車場がないのはおかしな話だが、それ…

これは、広島県竹原市忠海町大久野島にある旧陸軍の毒ガスの貯蔵庫跡。 小さい島だけど、たぶん日本で一番多くこの島で毒ガスが作られていた。 昭和4年から19年の間に、6600トン。 島には宅地も畑もなく、今は国民休暇村の小さいホテルがある。 野生のウサ…

75年前の悲劇

広島の平和公園に入る橋を渡ったすぐ左に、広島市立第一高等女学校原爆慰霊碑がある。ここで高校一年生二年生と先生の全員が亡くなった。 真ん中の少女が、E=MC² と書いた箱を持っているが、そしてそれはアインシュタインの相対論の式ではあるが、なぜここ…

砂糖には、すごい力があるらしい

女性の最大の敵であり同時に最愛の友であるスイーツ。 甘すぎるとおいしくないし、糖分の取りすぎは体に良くないとか、贅沢な悩み。 砂糖は大昔の人も大好きだったらしく、最初はアジアの暖かい地方で栽培したサトウキビの汁を煮詰めて作っていた。今も製法…

スーツは世界の制服か

男性のスーツって代わり映えがしない、だいたいみんなこんな感じ。世界中の男性は、スーツを着ていることで、ちゃんとしていると思っているらしく、ビジネスマンも先生も政治家も、大事なところに出るときは必ずスーツ。唯一ポーランドのワレサ議長が大統領…

わたしたちの着ているもの

わたしたちが毎日着ている服は、新しいものを買おうと思ったら、いつでもお店に行けば買うことができる。それが普通で、子供のころ母が服を作ってくれたのは、わたしの母は洋裁が趣味だったからだと思っていた。家族全員の服を母が作っていた。父の背広だけ…

世の中、静かです

小川洋子の「密やかな結晶」という小説がある。 その島では何日かごとに、何かが消える、消すことを強いられる、そのものに対する執着や愛情や記憶も数日のうちに完全に消える。最初は、鳥・オルゴール・フェリー・カレンダーとか。 うっかり隠し持っている…